ぼくのりりっくのぼうよみと響

ぼくのりりっくのぼうよみ

天才をやめる

ぼくのりりっくのぼうよみを葬る

と公表した。

 

最近観た映画、響を連想した。

 

若くして才能を評価された者

 

響を観終え

主人公の響、彼女に書きたいことが

無くなったときに

彼女は何をするのだろうかと思った。

理解し得なかった惰性で本を書く小説家になるのだろうか、

生命を絶つのだろうか

はたまた、

小説家 鮎喰響 という人物を葬るのだろうか

 

本を読む

移動中、隣の先輩がゲームをし始めたため

あ、じゃあ本読んでて大丈夫ですか?

と聞くと

偉いね

と返答された。

 

何が偉いのだろうか。

 

恐らく

読書=勉強

という意識があるのかも知れないが

私が読んでいたのは物語であり

読まなくとも人生において支障はない。

あなたが漫画を読むのと

私が本(小説)を読むことの

何が違うというのだろうか。

 

そもそもお堅い書籍を読むことが

偉いだの凄いだのと言うのは如何なものか。

 

太宰治を知らずとも

大金を稼ぐ人間もいれば

どこぞの作家に憧れ

高等遊民と名乗ったニートもいる

 

人の趣味に偉いも何もあったものか。

趣味のおはなし

趣味はなんですか

 

この世で最も困る質問だ。

 

私は多趣味である。

音楽、読書、映画鑑賞…

しかし、どれも人並みだ。

趣味というか"好きなこと"程度である。

もしかすると" 暇潰し"かもしれない。

 

だから趣味を聞かれると

無趣味なんですよね~

と答える。

 

何かの映画かドラマで

器用貧乏は不器用と同じなんだよ

と、主人公が親友に言われていたシーンを思い出した。

 

なんだか似ている気がする。

 

時間を忘れて没頭できる趣味がほしい今日この頃。

 

 

 

 

わたしのすきなもの

以前、日本とは違う国で生まれ育った方と関わることがあった。

彼は日本語がほとんど話せなかったので
翻訳サイトを使いながら、英語で会話をした。

私が英語ができないことも彼は承知の上だったため、簡単な質問を多くされた。

好きな色は?
好きな食べ物は?
何がしたい?

はっきりと答えられるものが無かった。

好きな色を聞かれているのに
青が似合うと言われるだとか
オレンジっぽいと言われるだとか
他人からの評価しか自分の中には無かったことに気がついた。


そういえば、友人と夢の国に行ったときも
次はここに行きたい!
という友人に
いいよ、行こう
と返し続けていたら
あんたに自我は無いのか
と突っ込みを入れられたことがある。

もともとは自我の強い性格だった筈だが、それが原因で人と衝突することが多かった。
衝突を回避し続けた結果、こうなってしまったのだろう。
まるくなったと言えば聞こえがいいだろうか。

つまらん人間になってしまったなあ。