おっさんずラブ

やけに世の女性たちが盛り上がっていた噂のドラマをようやっと観た。 おっさんずラブ 同姓愛者の三角関係をコミカルに描いたコメディ?ラブストーリー? コメディーとしてはテンポもよかったし、奇想天外な展開が面白かった。 しかし、なぜあんなにも女性た…

Awesome City Club

色鮮やかに彩られるステージ 擦れた声に重なる機械的なハイトーン 心地よいビートに揺れるオーディエンス ライトに照らされる華奢な体に視線を奪われた 切ない乙女心に心を奪われた bpm120のダンスビートに体を奪われた 長い夜の始まりがほんの一瞬に感じた …

損な役回り

あんたは損な役回りばっかりだよねと中学生のときに母に言われた。 今だって変わらない。損ばかり。頑張っても頑張っても、遠慮がちな性格のせいで気づかれない。何の遠慮もなく、ズカズカと迷惑をかけまくる奴の方が評価される。不公平じゃない? 頑張って…

不健康引籠りホリデイ

待ちに待ったウィークエンド 金曜日の退社後に映画館に行き、公開初日のオズランド。 ビビットな世界感にポップなキャラクターが印象的だった。 ”恋も仕事も一生懸命”みたいなコピーがあった気がするのに、あれ、結局恋だめじゃね?っていうのと、最後の落と…

不安を和らげる食べ物

どうにも不安がぬぐい切れないときは スピリチュアルやらなんやらに頼んでみるのもありかもしれない。 そんなこんなで辿り着いた 食生活の改善 こっちの方が現実的かつ信憑性がある。 ということでまとめてあるものをさらに簡略化。 緑茶 ・カフェイン(1杯…

まちぼうけ

なんのために だれをまっているのだろう 何時間も待って、何を得られるのだろう どうして、わたしは まっているのだろう もうすぐ終わりそう 聞き飽きた。 騙すくらいなら帰らせて。 無駄だ、無駄無駄。 なのにどうしてか、ここまで待って、今帰ったら待って…

マイ・プレシャス・リスト

若いね オジサンたちはだいたいこの言葉で片付ける。 それがどんなに正論であっても、忘れてはいけないことであっても。いや、正論であればあるほど、忘れてはいけないことほど、この言葉を使って見ないように、聞こえないようにするのだ。 そしてこう言う。…

億男

そのお金の価値は? お金は価値をはかるものさしだ。 そのものさしにどれだけの価値があるのだろうか。 ただ人間が都合良く生み出した概念に、人間が振り回されるようになってしまった。 人は形の無いものにばかり価値を見いだそうとし、そして執着する。 愛…

コーヒーが冷めないうちに

あの日に戻れたら そう思うことは誰しもあることだろう。 喫茶店 フニクリフニクラ ここでは過去に戻ることができるという。 ただし、ちょっと面倒くさいルールがあった。 過去に戻れるのはカップがコーヒーで満たされてから 過去に戻っても、店の外に出るこ…

夢工場ラムレス

3年前に見た夢を今でも鮮明に覚えている。 母が他界してから、1年と半年が過ぎた冬の午前6時。何枚もの病棟の写真が脳裏を駆け巡るような夢だった。目が覚めた私の頬は濡れていた。あんなに息苦しい目覚めは後にも先にもあの日だけだった。 あの日、私は人生…

【創作】僕の世界体験記

「今、恋人はいる?」 「家族は元気?」 世界を旅してきた僕に、彼女は普通のことしか聞いてこない。 僕は世界を体感して、その他大勢にはなれないんだと実感した。日本に閉じ籠ってなんていられない。そうさ僕は普通じゃないんだ。 資金が果てて、一旦帰国…

ネットの涙

感動シーンにネットも涙 これよ、最近よく見る ネットの◯◯(感情) 比喩表現なのはわかるけども、なんだか気持ちが悪い。感情の無いインターネットを媒介して人が感情表現しているだけなのに、まるでインターネットそのものが感情表現しているかのようで。略し…

四面楚歌

バカにしてた人間を尊敬するようになって、尊敬してた人間がたいしたことない奴だと気づいた。 敬語が絶対だと思っていた先輩に、タメ口どころか「ばかじゃねえの?」とか言うようになった。 年上の後輩が仕事もろくに覚えてないくせに年齢わかった途端にタ…

応えろ生きてる星

私、良い彼女だと思うんだ~ そうだね、 良い彼女だと思うよ とっても 都合の良い --- 女は強欲で貪欲で 誰よりも自分が可愛くて仕方がないくせに それをひた隠しにする 女の相談なんて 自慢か悪口のどっちかなんだよ 答えを導こうとなんてしても 機嫌を損ね…

ぼくのりりっくのぼうよみと響

ぼくのりりっくのぼうよみが 天才をやめる ぼくのりりっくのぼうよみを葬る と公表した。 最近観た映画、響を連想した。 若くして才能を評価された者 響を観終え 主人公の響、彼女に書きたいことが 無くなったときに 彼女は何をするのだろうかと思った。 理…

本を読む

移動中、隣の先輩がゲームをし始めたため あ、じゃあ本読んでて大丈夫ですか? と聞くと 偉いね と返答された。 何が偉いのだろうか。 恐らく 読書=勉強 という意識があるのかも知れないが 私が読んでいたのは物語であり 読まなくとも人生において支障はない…

男女間の友情は成立するのか

深夜3時のカミングアウト。 私、あいつと寝たんだ。 どこの青春群像劇ですか? いいえ現実です。 こんなベタな台詞聞けると思ってませんでしたよ、御馳走様です。 どいつもこいつもヤったヤらない お盛んですね。楽しんで。

趣味のおはなし

趣味はなんですか この世で最も困る質問だ。 私は多趣味である。 音楽、読書、映画鑑賞… しかし、どれも人並みだ。 趣味というか"好きなこと"程度である。 もしかすると" 暇潰し"かもしれない。 だから趣味を聞かれると 無趣味なんですよね~ と答える。 何…

わたしのすきなもの

以前、日本とは違う国で生まれ育った方と関わることがあった。彼は日本語がほとんど話せなかったので 翻訳サイトを使いながら、英語で会話をした。私が英語ができないことも彼は承知の上だったため、簡単な質問を多くされた。好きな色は? 好きな食べ物は? …